生産財業界に新しい取り組み 月間・生産財マーケティング 2013年1月8日掲載|碌々産業株式会社|高精度高速小径微細加工機、特殊加工機、プリント基板加工機の製造・開発

 

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碌々産業株式会社

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生産財業界に新しい取り組み  月間・生産財マーケティング 2013年1月8日掲載


高付加価値製品に挑戦

少しでも付加価値の高いものを作ろうと製造業者は模索する。
高付加価値製品への挑戦の中で、宝飾品のような高級消費財に着目した企業が昨年のJIMTOFに登場した。
BtoCとは一般消費者向け取引のこと。BtoBと呼ばれる企業向け取引の多い生産財業界では珍しい取り組みだ。果たして生産財の世界でBtoCは根付くのか。

宝飾品のようなアルミ、超硬

今年創業110年を迎えた碌々産業(東京都港区、海藤満社長)は1996年に発表した高精度高速小径微細加工機「MEGA」を皮切りに「CEGA」を開発、高精度加工機シリーズを拡充してきた。2010年に発表した”超”高精度高速微細加工機「Android」はそれまでの実績を踏襲しながらも最高峰の微細加工機として開発された。
ここまでの高付加価値加工が完成して海藤社長の中に「高級宝飾品」のイメージがわいてきた。例えばiPhone5は加工の世界から見ると、面取り部分に鏡面加工が施してあり、ピカピカで高級感を演出している。また、スイスの高級腕時計は宝石などを散りばめて、200万円から300万円もするのに売れている。輝きには高級感が伴い付加価値が高まると考え、JIFTOFではいくつかのサンプルを展示して、注目を集めた。
化粧品のコンパクトケースのふたには六角形の多面体をRa10nmの表面粗さでポリゴン加工した。素材は光沢の強いアルミ6061。従来、宝飾業界の指輪やペンダントなどは、磨き工程が必要だったが、機械仕上げで10nmを切ることが出来れば、磨きレスを実現できる。
同時に、超硬合金をオンリーワン製品に変えられるか、との課題にも取り組んだ。例えば実印のようにたった一つだが大切なものがある。大事なペットに付けるペンダントなども可能だろう。JIMTOFでは、ブリリアント加工した超硬合金を、クリスタルガラスとともに回転させて、その輝きをアピールしていた。