テーマは「直彫り加工」「鏡面仕上げ」の進化形バージョン 碌々産業 ユーザー新聞 2013年10月1日掲載|碌々産業株式会社|高精度高速小径微細加工機、特殊加工機、プリント基板加工機の製造・開発

 

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テーマは「直彫り加工」「鏡面仕上げ」の進化形バージョン 碌々産業 ユーザー新聞 2013年10月1日掲載


設備計画を左右するスマートフォンの売れ行き


買って頂ける層を囲い込む場に

 超硬合金の直彫加工、鏡面仕上げをテーマに、碌々産業は、昨年、JIMTOFで提案した内容の進化形バージョンを披露することになる。
 「出展機は言うまでもなく、当社のフラッグシップマシンであるAndroid。多機能なスマートフォンへの対応などで、オーダーの検討が増えている状況にあるからこそ、会場では、ひざを付き合わせ、実機を見ていただき、納得していただくことが重要になってくる」と海藤社長は意気込む。
 微細加工のリーディングカンパニーを標榜するには、微細加工機、ソフトウェア、切削工具、現場環境、そして人、という「4位一体+ONE」が必要不可欠と常に訴える姿勢は不変。特に切削工具の「進化」は重要で、超硬合金加工において、切削のニーズの高まりは、PCD工具といった選択肢が広がり、シングルナノへの挑戦が十分、可能になってきているからだ。
 また、鏡面仕上げにおいては、面粗度のみならず、最終商品の美観の点からも、「面そのものがもっと、きれいに見えないか」というニーズが発生しており、見栄えの点でも、碌々産業は、工具の独自開発を通じて、その具体化にいっそうの弾みをつけようとする。
 「だが、客先では、設備投資の準備を整えつつあるものの、今後の整備が不透明なことから、なかなか具体化しない。国内でも、大手企業から、引き合いをたくさん頂くが、模様眺めの場合が多い。当社に則せば、スマートフォンの売れ行き、その動向によって、設備の流れが左右される可能性が高まってきている」そうだ。
 事実、現場で試験加工を実施して、他社との比較で「NO.1」に選ばれた場合でも、なかなか、決まらないケースが多いと言う。
 「現場が選定し、その設備の必要性を上司に上げても、上司からは『待って』の意向が強く働く。買いたい、と、買える、の間には大きな溝があるのが現実。その溝をどのようにして越えていくか。この展示会を契機として、後半をカバーしていきたい」。

来年1月には微細加工セミナー(静岡工場)を計画

 来年の1月には、静岡工場で、微細加工セミナーの開催がすでに予定されている。
 「±0.1度の超精密恒温室を設置し、このレベルでの環境のコントロールによって見出すことのできる微細加工の深淵に立ち会って頂ければ、との前宣伝もさせてもらいたい」と海藤社長は締めくくった。