製造業 市場を寄せる 超硬への鏡面機械加工、挑戦するメーカー|碌々産業株式会社|高精度高速小径微細加工機、特殊加工機、プリント基板加工機の製造・開発

 

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碌々産業株式会社

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製造業 市場を寄せる 超硬への鏡面機械加工、挑戦するメーカー 日本物流新聞 2013年11月25日掲載


ここ数年、超硬材への直彫り加工が注目されてきた。工作機械/工具メーカーには新たな動きが出ている。


碌々産業―超硬ピカ面に自信

超微細「穴」加工用の工作機械でリードする碌々産業が、3D鏡面加工でも成果を上げている。スマホ用イヤホンの金型に関し「金型は仕上げで鏡面に出来るが人の手だとバラつく。機械加工で済ませたい」(米セットメーカー)のニーズに応え、最近、アジアEMSへ微細加工機40台近くを一発納入した。

その同社がいま、超硬合金のピカ面加工提案に力を入れている。

「超硬材は作るのも難しく、アジアでは材料入手難。工具もまた手に入れにくい。だから超硬加工は皆様の一つの武器になります」。―11月15日、同社の国内主力ユーザーで構成する「碌々友の会」総会で、海藤満社長には超硬合金加工への自社の取組み成果を力説した。

同社が「四位一体」と称す(1)「加工機」(2)「ソフト(CAM)」(3)「工具」(4)「温度環境」の4要素を伸ばし、複雑形状の超硬加工で粗さシングルナノ等の結果を出している。ダイヤ電着砥石とダイヤコート工具を、ワーク形状によって荒→仕上げなどへと使い分ける。砥石も切削工具もメーカーとの共同開発品だ。またCAMメーカーと組み、特に「荒」でのパス最適化を研究中

室温±0.1度の恒温環境も

さらに特筆すべきは恒温室への設置を前提にしたBOX-IN-BOXタイプの超精密恒温室を作り上げたことだ。実に±0.1度の温度変化しかない。室外から遠隔操作で機械を動かす。「±0,5度の高音質でも温度変化が精度乱れにつながる。当社工場では人が出入りするお昼休みに制度のブレが集中していた」(海藤社長)。同社ではアンドロイド(機種名)などの微細加工機に温度対策等の提案も加え、超硬微細加工を積極PRの構え。「来春に加工ノウハウを取りまとめて提案する。続く来秋のJIMTOFでは驚きを誘うワークを多数展示できそう」(銅)という。