MC各社の現況と展望 碌々産業社長 海藤満 氏 機械新聞 2014年8月28日掲載|碌々産業株式会社|高精度高速小径微細加工機、特殊加工機、プリント基板加工機の製造・開発

 

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MC各社の現況と展望 "四位一体ブレイクスルー" 碌々産業社長 海藤満 氏 機械新聞 2014年8月28日掲載

シングルナノの鏡面仕上げ 高負荷価値で差別化

CEGA-SS
超精密微細加工機「CEGA-SS」

   碌々産業は、JIMTOF2014で"四位一体によるブレイクスルー"をテーマに、高付加価値モノづくりを支える超精密微細加工機を公開する。
   「1つは面粗さRa10ナノを切るシングルナノの高品位鏡面仕上げをJIMTOFで提案する」と海藤満社長。

   4月のセミナーでは振れ精度の小さい超精密微細加工機に加え、専用工具(ルミナス工具)、加工データ作成CAMソフト(RR-Mill)、加えて周辺環境を併せた”四位一体”による超精密微細加工を紹介し注目を集めたが、JIMTOFではさらに進化したシングルナノの鏡面仕上げを提案する。

   金型鏡面仕上げの難しさは、表面粗さ測定器の結果がクリアできても、実際の成形品の面品位が美しいとは限らず、この部分の技術が熟練作業者の経験値に委ねられている。これを機械加工に置き換えるため、超硬金型の直彫り鏡面加工を磨きレスで提案している。

   「日本の強みを最も発揮できるのが超硬金型のピカピカ加工。諸外国では超硬合金を入手しづらいが、日本では簡単に入手できる。しかし、これまで超硬合金を加工する場合、単結晶ダイヤモンドなど使用工具は高価なため敬遠されてきた。それをセミナーで電着工具を使用して粗取り時間を従来の30時間から10分の1の3時間に短縮し、仕上げを別の工具でピカピカにしたりする提案を行って注目を集めた」

   その背景には近年の樹脂成形品の進化がある。金属やガラスのパウダーなど異物を混入した樹脂成形品は、金型の消耗が激しいため長寿命な金型が求められ、超硬金型需要が増えている。

   「当社が提案するシングルナノは、機能だけでなく、工芸品的なセンスを併せ持つヒット商品を作るための加工技術。そうした高付加価値製品は、諸外国との差別化があると思う。JIMTOFではそれを提案する」

   かつてクォーツ時計が登場しスイスの時計メーカーが大打撃を被った。しかしスイスの時計メーカーは今でもちゃんと存在している。高級ブランド品には機能はもとより、それを愛用する消費者に満足感を与える製造者のマインドがプラスアルファされているからこそ高付加価値製品として認められるのだろう。

   同社は、JIMTOFで高精度微細加工機アンドロイドを筆頭に、新製品で超高精度5軸仕様の精密微細加工機CEGA-SS 5AXP、高精度高速小径微細加工機MEGA-SS R24H、高精度高速小径微細穴明加工機MEGA-SDを出展。このほか、参考出展でこれまでにない新しいコンセプトの超精密微細加工機を出展する。期間中はこれらの加工機を用い、国内製造業がブレイクスルーするための(1)超恒温環境(2)微細加工における超高能率加工(3)超高面品位加工(4)超硬合金直彫り加工(5)超極小径穴加工を提案する。