海藤社長に聞く碌々産業の現況とJIMTOF ユーザー新聞 2014年10月1日掲載|碌々産業株式会社|高精度高速小径微細加工機、特殊加工機、プリント基板加工機の製造・開発

 

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碌々産業株式会社

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海藤社長に聞く碌々産業の現況とJIMTOF  ユーザー新聞 2014年10月1日掲載


サンプル展示で「設計者に思考拡大」を促進


「できない」から「できる」を模索

 「MEGAAndroidを中心に、来年の3月までは静岡工場はフル稼働の状態が続く」。碌々産業の海藤満社長を9月の初めにおじゃまし、近況に関わる説明から紐解いてもらった際の第一声だ。
 「大手企業による『設備の100%償却』の活用をはじめ、補助金関連ほか、自動化、研究開発用と微細加工機へのニーズは近年になく、高まりを続けている。
 商談件数は「高原状態」であり受注残も過去最高とのこと。JIMTOFを前に、6年ぶりに業界は内需の手応えを感じつつ「好成績」を積み上げてきている。碌々産業も例外ではない。

テスト加工で課題解決すれば「購入」多数

  「当社の場合、客先で仕事量が増えそうだから購入する、という場合よりもテスト加工で課題がクリアできれば、注文が入ってくるケースが多い。すなわち、できなかった仕事が(テスト加工を通じて)できるようになれば、買っていただける」。
 スマートフォンについては美観も重要視されるようになってきており、工芸品的な商品=おしゃれが求められる要素が強まってきている。
 碌々産業の客先に対する「ブレークスルー」に繋げる提案を纏めてみれば(1)超恒温環境との一体提案による極限精度加工(2)微細加工機における超高能率加工(3)超高面品位加工(4)超硬合金直彫り加工(5)超極小径穴あけ加工-と集約できる。
 「面粗度はもちろん、面品位の点でも『付加価値』を求める傾向が強く、当社製品の優位性を発揮できる場面が多くなってきている。しかしながら、スマートフォンに代表されるIT産業だけに頼らないこともスタンスとして重要視している。新規分野の顧客とどのように向き合っていくかということも具体的に模索していかないといけない」。
 JIMTOFでは、微細加工を追及する、ニッチであれ、その分野では広範囲にわたって、サンプル展示を通じて訴えかけていく計画だが、特に設計者に対して「できなかった」から「できるようになった」を念頭においてもらって、設計の幅を広げてもらいたいそうだ。
 「設計の幅が広がっていけば、そこから、加工の領域が広がり、当社に対するニーズがさらに拡大してくるものと期待している。超硬合金、高硬度材、そして、磨きレスをキーワードに提案していければと考える」。
 新しいマーケットの創出にも繋がってくる試みともいえるだろうか。

参考出展2機種も要チェック

  「JIMTOFの場では、超高精度5軸仕様機のCEGA-SSの新製品をはじめ、MEGA-SS、MEGA-SDを出展するほか、今回、参考出展として、新たに2機種を披露したい。開幕前に詳細は語らないが、是非ともブースに立ち寄っていただいて、その性能について、話題の花を咲かせていただきたいと考えている」
 また、ワークショップを10月30日(金) 11時~12時 会議棟606会議室で「四位一体によるブレイクスルー」と題して開催。近年、急速に高まっている、超高度な加工ニーズに対し、最新鋭の微細加工機をベースに、切削工具、CAM、設備環境を含めたトータル提案を行う考えで、高能率超硬合金直彫り加工・高面品位加工。実加工精度±0.5ミクロン実現などの事例を盛り込んでの提案だと言う。
 JIMTOFを踏まえ、12月には、今では恒例となった「アフターJIMTOFセミナー」を開催し、同社の静岡工場でさらに詳細について把握できる場も設けられる。乞う、ご期待!【小間番号・E5046】